LUNE Croissanterie / 世界一のクロワッサンが食べられる専門店
今日はメルボルンで言わずと知れた、”世界一のクロワッサン”を食べに行ってみました。
LUNE croissant
世界一のクロワッサンが食べられるということでメルボルンの中では言わずと知れた超有名店。ZOMATOでも見たことがないほどの 4.9/5.0 という高評価。
放射状になった照明がお店シンボルでもありロゴになっており、持ち帰り用の箱やスタッフの方が着ているTシャツもこの模様でした。
営業時間はあるものの、実質は売り切れ次第終了と聞いていたので平日の午前中、10時頃に行ってみました。
アクセスはシティからは11番トラムに乗って約10分ほど北へ行ったところ。
”Leicester St”でトラムを降ります。
反対車線に渡ってこの赤いレンガがある通りを奥に入っていくと、一目ではお店だと気づかないグレーの倉庫のような建物が左手に現れます。
とはいえ、トラムを降りたあたりからお店の周辺はLUNE croissantを訪れる人で流れができているほどなので迷いませんでした。
いざ店内に入ってみると、広い倉庫を改造したような空間の中にガラス張りになったクロワッサン作りの空間が一番に視界に。
左側にはcroissantがギャラリーのように並べてある島。
右側にはコーヒーマシーンとバリスタの方がいる島。
月曜の午前中にも関わらず入り口あたりまで列ができていたので、左側に並ぶとすぐに分かりましたが、もし行列がなかったらと「どっちの島で注文をするんだろう」と迷ったかもしれません。
ここで驚いたのは、支払いはクレジットカードオンリーということ。
衛生面に気を使っているのかなと思いました。
そして気になる売り切れ具合ですが、私が訪れた月曜日の朝10時だと11種類の品揃えがありました。これが全商品なのかどうかはわかりませんでしたが、まだまだ余裕がありそうでした。
私は迷わず大好きなアーモンドクロワッサン(とラテ)を注文。
アーモンドクロワッサンのお値段はひとつ9ドル、ラテは確か4ドルだったような。
テーブルのある席がなかったので、入り口間近のベンチに腰掛けることに。
私も含め、「来ているお客さん全員が」と言っても過言ではないほどみんな写真撮影にかなり時間をかけていたのでどこの席に座るか、どのアングルで撮るか、ガラス張りのクロワッサン製造空間の前で記念撮影をとりたい人の順番待ちなどなど、いろんな争奪戦や譲り合いが行われていました。
さて、肝心のクロワッサンについて。
何層にも重ねて焼かれた生地がサクサクすぎて、ナイフで切ると外側から順に粉々になりそうでした。
香ばしいバター風味が広がる生地を全部口の中に収めたかったので、大きく三等分くらいに切った後、「ちょっと品がないかな・・・」と思いながらもカブリつきました。
(食べかけの写真で失礼します)
一口かむごとにお皿を下に構え続け、ベタベタになった手を随時拭きながらラテも一緒に。
上に乗ったローストアーモンドの香ばしさ、中に練り込まれたアーモンドペーストの濃厚さ、オレンジの爽やかな風味。
全てが程よい配分でずっと続くので、飽きることなく完食。
「こんなにも生地の構造から幸福感を感じられるクロワッサンがあるのか・・・」
と感動に浸ってしばらく無心でぼーっとしていると、ちょうど人から連絡が来てこのクロワッサンのお店にいると伝えると
「めったに買えないからお持ち帰りお願い!」
と依頼されたのでもう一度列へ。
私が行った日はラッキーだったらしく、10時に行って全商品あり&並んだ時間が5分程度というのは珍しかったみたいです。
そうなんだー。
と思いながら、持ち帰り用を買うために11時50分くらいにもう一度並ぶと、アーモンドクロワッサンは売り切れていました。
「なるほど・・・こうして徐々に売り切れて行くのか・・・」
と感じました。
おつかいのオーダー通り、チョコレート、レモン、ピーカンナッツを一つずつ購入。
クロワッサン3つで合計24ドルでした。
強気の値段設定ですが、メルボルンにいる間に全商品制覇したいなと思うほどです。
ちなみにこのクロワッサン製造も12時半くらいには終了していました。
そしてお店をでる1時すぎにはもう4種類しか残っていませんでした。
持ち帰りのオーダーをしている間にベンチの席が混雑しすぎて私の居場所がなくなってしまったので(涙)、偶然ひとつだけ空いていたカウンター席へ移動。
そして持ち帰りもクロワッサン3つだけだと箱ではなくて紙袋になりました。
何個以上買ったらあの白くてお店のシンボルマークが入った箱に入れてもらえるんだろう・・・。
ちなみにこれほど大混雑の人気店ですがトイレは男女共有の個室が1つのみ。
そしてトイレに行こうとした時、左右にさらにクロワッサン作りの空間と従業員の方ようのオープンなオフィスがあって、お客さんに対してとてもオープンな理念を感じました。
後でまたお店のこだわりなど調べて、次回はまた別のクロワッサンを食べに行きたいなと思いました。
・参考記事